東京市場 午後概況 小動き、感謝祭控えて動意は限定的
2014年11月26日 15:24
東京午後の為替市場は小動き。明日の米国市場が感謝祭で休場となるうえ、金曜日の市場参加者も乏しいと想定されることから積極性はみられない。月末要因も動意を抑制している。白井日銀審議委員の発言が伝わり、2%の物価目標達成について慎重な見方を繰り返し、消費の持ち直しの鈍さに警戒感を示したが、手がかりとなるほどの内容は見当たらず、円相場はこう着したままだった。
ドル円は117.80円付近でもみ合い。昨日のNYクローズ水準からするとやや円高に振れているが、値動きはほとんどみられない。ユーロ円は146円後半、ポンド円は185円ちょうど付近、豪ドル円は100円半ば、NZドル円は92円前半で横ばい。
ユーロドルは1.24ドル後半の昨日高値圏でもみ合い。年初来安値の更新を伺うような流れは後退している。ポンドドルは1.5693ドルまで弱含んだが値幅は限定的。豪ドル/ドルは0.85ドル半ばで推移し、年初来安値圏を維持