東京市場 午後概況 小動き 株価失速でややドル円に下押し圧力も

2014年06月23日 15:39

午後の為替市場の動意は各通貨で穏やか。中国6月HSBC製造業PMIの強含みを受けた資源国通貨の買いも徐々に落ち着き、豪ドル/ドルは0.94ドル半ば、豪ドル円は96円前半で高値圏を維持しつつも伸び悩んだ。NZドル/ドルは0.8749ドル、NZドル円は89.19円まで高値を塗り替えたものの、PMI発表直後の上げの勢いはない。
 中国PMIを好感して中国や香港の株価指数はプラス圏で取引を続けたが、後場の日経平均株価は午前につけた直近高値から100円程度押し戻され、一時は前週末引け値を割り込む水準まで軟化。引き続き株価と円相場の関連性は薄かったが、ドル円は101.91円までじりじりと下値を切り下げるなど重い動き。ドル円の下押しを受けてユーロドルは1.3614ドル、ポンドドルは1.7050ドルまで押し上げられるなど、小幅なドル売りが確認された。ユーロ円は138円後半、ポンド円は173円後半で方向感はほぼ皆無だった。
 
 
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