東京市場 午後概況 外部市場の刺激も乏しく小動き、ポンドは再び軟化
2014年09月08日 15:26
東京タイム午後、為替は総じて落ち着いた推移を継続した。ドル円は、日経平均株価が小幅高を維持する中、105円前半で多少水準を戻したものの、限られた値幅での動き。米10年債利回りが時間外取引で2.44%付近で横ばいと、外部市場の刺激も乏しかった。ユーロ円は136円付近、豪ドル円は98円半ば、NZドル円は87円前半中心の上下に終始した。
対ドルでも各通貨の値動きは限定的だった。ユーロドルは1.29ドル前半、豪ドル/ドルは0.93ドル後半、NZドル/ドルは0.83ドル前半での小幅な動きだった。独7月貿易収支が234億ユーロの黒字と市場予想の168億ユーロより黒字幅を拡大させ、同経常収支も217億ユーロの黒字と市場予想の140億ユーロより黒字幅を拡大させるなど好調な結果となったものの、ユーロは反応薄だった。
スコットランドの独立問題に揺れるポンドドルは、午前の急落後に一時1.6233ドルまで戻したものの、再び1.61ドル後半まで下押し。ポンド円も170円前半と重い動きだった。