東京市場 午後概況 円高・ユーロ安、大納会の日経平均は大幅続落

2014年12月30日 15:52

東京午後は円買いが優勢。大統領の選出に至らなかったギリシャでは来月にも総選挙が行われる見通しで、同国の政局不安を火種としたユーロ圏の混乱再開が投資家心理の重しとなった。日経平均株価は大幅続落。300円近い下げ幅となった。ドル円は120.31円、ユーロ円は145.95円、ポンド円は186.63円、加ドル円は103.31円まで軟化。
 
繰り返されるギリシャの政局不安がどれだけ懸念材料視されるのか不透明ではあるものの、ユーロドルは1.2123ドルまで弱含み、2012年7月以来の安値を更新。200カ月移動平均線や、2008年7月以降の長大な三角もち合い下限を下抜けつつある。
 
ポンドドルは1.55ドル前半の年初来安値圏でもみ合い。豪ドル/ドルは0.81ドル前半、NZドル/ドルは0.77ドル後半で小動きだった。