東京市場 午後概況 円相場は小動き、RBA議事録受けた豪ドル売り続く

2014年06月17日 15:29

東京午後の為替市場で円相場は小動き。午前からの円売りの流れは若干残っているが、株価動向以外に短期的な手がかりはなく、模様眺めムードが強かった。本日から始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)も売買手控え要因。ドル円は見慣れた水準で上下を続けており、ボラティリティが非常に低いなかで、FOMC声明やイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の会見が方向感を見出すきっかけになるかもしれないという期待もある。
 ドル円は102.07円を高値に102円ちょうど前後で伸び悩み。ユーロ円は138.46円の高値から138.25円付近まで押し戻された。ポンド円は173円ちょうど前後、NZドル円は88円前半でもみ合い。
 豪ドルは引き続き軟調。豪準備銀行(RBA)金融政策決定理事会の議事録が公表された後の豪ドル売りが続いている。豪ドル/ドルは0.9349ドル、豪ドル円は95.35円まで下げ幅を拡大。RBAは現在の景気刺激策が十分かどうか確信できないとしている。
 ユーロドルは午前に1.3588ドルまで戻した後、1.3556ドルまで押し戻された。1.35ドル後半が相変わらず重い。ポンドドルは1.69ドル後半で小動き。ポンドが上値探りとなっているなかで、本日発表の英消費者物価指数などがポンド高の触媒となるか注目されている。
 
 
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