東京市場 午後概況 円売り圧力継続もドル円伸び悩み、オセアニア堅調

2015年02月04日 15:27

東京午後のドル円は伸び悩み。21日移動平均線が推移する118円ちょうど付近を試した後に押し戻される格好となっている。一時期の原油安・株安の動きが巻き戻されつつあることや、ギリシャの債務問題に対する懸念がやや後退し、ドル円のサポートとなっている一方で、これまでのドル全面高の流れに調整が入っておりドル円の重しに。資源国通貨や欧州通貨は対ドルでしっかりと推移した。
 
昨日荒っぽい動きをみせたオセアニアは堅調。豪ドル/ドルは0.7847ドル、NZドル/ドルは0.7449ドル、豪ドル円は92.37円、NZドル円は87.70円まで高値を更新。NZドルは対円・対ドルで昨日高値を上回っている。ウィーラーRBNZ総裁の通貨安誘導発言に対する反応は一時的だった。政策金利の引き下げなど、各国の通貨安政策が打ち消し合っているようにもみえる。
 
昨日の高値圏から大きく離れず、ユーロドルは1.14ドル後半で推移。ポンドドルは1.5177ドルまで小高く推移。
 
ユーロ円は135円ちょうど付近、ポンド円は178円半ば、加ドル円は95円ちょうど付近で上げ一服。日経平均は大幅反発して取引を終えた。