東京市場 午後概況 円は全面安、日経は7年ぶりの高値更新

2014年11月11日 15:31

東京タイム午後の為替市場では、ドル円の上値を試すムードが再燃した。日銀の追加緩和や米金融政策スタンスのタカ派シフトを背景に、ドル買いと円売りの両輪がしっかりと回転している。米雇用統計発表後のドル円の調整安はごく短期的にとどまった格好。日経平均株価は17160.12円まで上げ幅を拡大し、約7年ぶりの高値を更新した。
 
ドル円は115.36円まで上げ、年初来高値の115.60円に迫った。ユーロ円は143.23円、ポンド円は182.68円、加ドル円は101.31円、豪ドル円は99.47円、NZドル円は89.27円まで上昇。
 
ユーロドルは1.2415ドル、ポンドドルは1.5836ドルまで水準を切り下げた。NZドル/ドルも0.7734ドルまで安値を更新。値動きの中心は円相場と株式市場だったが、対円でのドル高が他の通貨ペアにも波及した。
 
 
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