東京市場 午後概況 今日も値幅に乏しい展開 ドル円は101円後半

2014年06月26日 15:01

東京タイム午後はこの日も各通貨が非常に狭いレンジで小動きとなった。調整らしい動きもみられず、株価の動意も限られたことで市場は開店休業状態。ドル円は前日の米成長率の大幅な下方修正で売られ、若干レンジを下方に移した印象のなかで101.70円台を中心にもみ合い。ユーロ円は138円後半、ポンド円は172円後半、NZドル円は89円前半、加ドル円は95円前後で目立ったフローもなく値動きは乏しかった。
 対ドルは乏しい値幅のなかでまちまち。午前中で持ち直しの動きを一服させた豪ドル/ドルは0.94ドル前後で上値が重く、豪ドル円を一時95.60円まで下押しさせる場面もあった。NZドル/ドルも0.87ドル半ばで伸び悩んだ。ユーロドルは1.3630ドル前後と比較的底堅く推移。緩やかなペースではあるが、1.35ドル割れを回避して下げ止まって以降、着々と下値を切り上げる展開が続いている。ポンドドルは1.69ドル後半で今日は1.70ドル台を前に上値が抑えられた。ロンドンタイムではイングランド銀行金融監督委員会(FPC)が金融安定報告書を公表し、その後カーニーBOE総裁が会見を実施する予定。カーニー総裁は先日のマンションハウスにおけるスピーチで、「住宅市場に関連した潜在的ぜい弱性に備えるため、FPCは措置の活用を検討している」と発言しており注目される。
 
 
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