東京市場 午後概況 リスク回避の円買い圧力が継続、ドル円伸び悩み

2014年10月14日 15:22

東京タイム午後はドル円やクロス円が重かった。世界的な景気回復が減速するとの不安を背景とした株安・円高局面のなか、ドル円は107.31円まで戻した後、再び円買いに押されている。8月安値と10月高値の38.2%押しである106.81円をドル円は達成したが、反発は鈍い。日経平均株価は前場の安値を下回り、約2カ月ぶりの安値で引けた。
 
ドル円は107円ちょうど付近、ユーロ円は136.20円付近、ポンド円は172円ちょうど付近まで伸び悩み。豪ドル円は94円前半、NZドル円は84円半ばで本日の高値からやや離れている。
 
21日移動平均線が抵抗として意識されるなか、ユーロドルは1.27ドル前半が引き続き重い。ただ、先週よりも同移動平均線の抵抗感は減退している印象だ。ポンドドルは1.60ドル後半で小動き。豪ドル/ドルは0.87ドル後半、NZドル/ドルは0.79ドルちょうど前後で推移し、東京午前と同様にしっかり。
 
 
 
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