東京市場 午後概況 ドル小幅高も午前のフォロースルーの範ちゅう
2014年09月09日 15:22
東京タイム午後、ドル円は106.34円までじわりと上値を伸ばした後、106円前半で高値もみ合いとなった。昨日来のドル高・円売り地合いを維持しつつも、次第に動きを落ち着かせた。日経平均株価が伸び悩んでいることもリスクオンの円売りの連想を弱めた可能性がある。もっとも、ここ最近の東京タイム日中の株価とドル円の連動性は必ずしも強くない。
クロス円も午後は一定の値幅での動き。ユーロ円は136.92円まで戻りを試しつつも昨日高値136.99円を下回るレンジ、ポンド円は171円付近で伸び悩んだ。資源国通貨も、豪ドル円は98.40円付近、NZドル円は87.83円を上値に87円後半、加ドル円は96.60円付近でもみ合い。
対ドルでは各通貨とも昨日来の下値を探る流れを続け、ポンドドルは一時1.6065ドル、ユーロドルは1.2867ドル、豪ドル/ドルも0.9251ドルまで小幅に下落幅を広げた。ただ、それぞれ安値をつけた後は緩やかに戻しており、ドル高は午前のフォロースルーの範ちゅうといえた。NZドル/ドルは0.8260ドル付近、ドル/加ドルは1.10加ドル付近で推移した。