東京市場 午後概況 ドル円119円付近 株高への相関低い

2015年02月24日 15:03

午後のドル円は119円付近で小動き。一時119.15円までこの日の高値をわずかに更新する場面があったものの値幅は限られている。後場の日経平均は上げ幅を100円超に拡大させたが、株高・円売りの相関関係は著しく低下している。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言をNYタイムに控え、引き続き模様眺めムードが支配的だった。
ユーロ円は135.03円、ポンド円は183.93円までじり高で推移。
 
オセアニア通貨は上値の重さが継続。NZインフレ期待の低下で、NZ準備銀行(RBNZ)の政策運営へ思惑を高めた動きが尾を引いた。NZドル/ドルは0.7464ドル、NZドル円は88.87円までレンジ下限を拡大。豪ドル/ドルは0.7763ドル、豪ドル円は92.43円まで連れ安となった。
 
ユーロドルは1.13ドル半ばで膠着。現地時間の本日早朝まで提出期限が延期された、ギリシャの改革に関する一覧はまだユーログループに届いていないもよう。リストが提出されれば、午後には電話会談が実施されることが伝わっており事態の進展を見守る流れ。ポンドドルも1.54ドル半ばでもみ合った。