東京市場 午後概況 ドル円118円半ば、RBAは金利据え置き

2014年12月02日 15:25

東京タイム午後の為替相場は手かがりが乏しい中、小動き。プラス圏に浮上した後場の日経平均が上げ幅を拡大し、ドル円の下支えとなったものの、ドル円は118円半ばで伸び悩み値幅は限定的。豪準備銀行(RBA)は、市場予想通りに政策金利を2.50%に据え置くことを決定した。またRBAは、豪ドルが多くのファンダメンタルズを上回る水準であり、金利の安定期間が最も賢明であると指摘する声明内容を公表したが、前回とほぼ変わらず豪ドルの反応は限定的。豪ドル/ドルは0.8527ドル、豪ドル円は100.94円まで小幅に高値を更新した。同じくオセアニア通貨のNZドルも買われ、NZドル/ドルは0.7891ドル、NZドル円は93.39円まで小幅高。
 
原油価格の下落が一服し、加ドルは下げ渋る。ドル/加ドルは1.1319加ドルまでややドル売り・加ドルの買い戻しが進み、加ドル円は104.63円まで上値を伸ばした。
 
欧州通貨は動意薄。週後半の欧州中央銀行(ECB)による政策金利発表やドラギECB総裁の記者会見を控え様子見ムードも強く、ユーロドルは1.2465ドル付近でこう着相場が続き、ユーロ円は147円半ばで動意薄。ポンドも方向感は見られず、ポンドドルは1.57ドル前半、ポンド円は186円前半で小動き。