東京市場 午後概況 ドル円102円半ばで膠着、日経平均も動意薄

2014年08月15日 17:14

東京タイム午後も為替相場は動意が鈍い。手がかりが乏しく、お盆休みと週末要因も重なり、模様眺めムードが強い。日銀が輸出の回復の遅れと4-6月GDPの落ち込みを背景に、14年度成長率を下方修正したことや、後場の日経平均がプラス圏に浮上したことで、わずかに円安が進んだが、値幅は限定的。日経平均もプラス圏では伸び悩み、前日大引けを挟んで動意が鈍かったこともあり、ドル円は102.57円を頭に102円半ばで膠着。また、ユーロ円は137.08円、ポンド円は171.19円、豪ドル円は95.69円、NZドル円は87.05円まで小幅ながら高値を更新するなど、クロス円も底堅い動き。
 
時間外の米10年債利回りは2.41%付近でほぼ横ばい推移。主要通貨は対ドルでも動意は見られず、膠着感が強い相場展開が続いた。ユーロドルは1.3360ドル近辺でもみ合い。6日に年初来安値1.3333ドルをつけてからは下げ渋っているものの、1.34ドル台回復の局面では戻り売り圧力が強く、安値圏での推移が続いている。ポンドドルは1.66ドル後半で推移。英四半期インフレ報告を背景に英早期利上げへの思惑が後退し、上値の重い動きが続いている。また、豪ドル/ドルは0.93ドル前半、NZドル/ドルは0.84ドル後半で小幅上下にとどまった。
 
 
XEMarkets 口座開設