東京市場 午後概況 ドル円102円前半でこう着、日経平均は失速

2014年08月12日 15:24

東京タイム午後の為替相場は新規材料が乏しい中、動意は限定的。後場の日経平均が一時マイナス圏に沈むなど失速し、上昇気味に推移していた米長期債利回りも上げ幅を縮小する動きとなり、ドル円は午前の102.37円を高値に伸び悩んだ。ただ、底堅さは維持され、102.20円台でこう着。明日に発表予定の本邦4-6月期GDPに関心が集まっていることも、様子見ムードを強めた可能性はある。ケリー米国務長官の「対露追加制裁の可能性にオープン」、「米戦闘部隊のイラクへの再投入ない」などの発言が伝わったが、相場への影響は見られなかった。
 
NZ不動産協会が発表した住宅価格指数が3カ月連続で減少したことを背景としたNZドルの軟調な動きは継続し、NZドル/ドルは0.8409ドル、NZドル円は86.01円まで一段安。また、ユーロポンドでユーロ買い・ポンド売りが進んだことを受けて、ポンドドルは1.6757ドル、ポンド円は171.39円まで小幅ながらレンジ下限を拡大した。また、ユーロドルは1.3364ドル、ユーロ円は136.70円までわずかに安値を更新したほか、豪ドル/ドルは0.92ドル半ば、豪ドル円は94円後半で上げが一服。
 
 
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