東京市場 午後概況 ドルがじり高、ドル円は108.54円まで高値更新

2014年10月08日 16:20

東京タイム午後の為替相場ではドル高基調が継続。米雇用統計通過後のドル高への修正も一巡し、ドルは再び買いが強まった。ただ、特段の材料もなく値幅は限定的。9月の景気ウォッチャー調査は現状・先行きともに前月を下回る結果となった。後場の日経平均が下げ渋り、やや下げ幅を縮小する動きも好感し、ドル円は108.54円まで上値を伸ばした。
 
ドル円以外でもドル買いが散見。豪統計局が7-9月の各雇用統計を見直すと発表したことや、中国サービス業PMIのさえない結果も重しとなり、豪ドル/ドルは0.8752ドルまで一段安。NZドル/ドルは0.7783ドル、ポンドドルは1.6053ドルまで弱含み、ユーロドルは安値の1.2628ドル付近でもみ合い。本日のNYタイムでは、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表が予定されており、フォーワードガイダンスの議論がどのように行われたかが注目されている。
 
クロス円はまちまち。方向感なく小動きで、ユーロ円は137.08円、ポンド円は174.29円までわずかに上値を伸ばした一方で、豪ドル円は94.97円、NZドル円は84.43円までレンジ下限を広げた。
 
 
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