東京市場 午後概況 オセアニア通貨堅調、 ドル円は21日線が支持

2015年02月25日 16:11

午後も中国2月HSBC製造業PMIが景気判断の分かれ目となる50の大台を3カ月ぶりに回復したことや、月末要因に絡んだフローも背景にオセアニア通貨への買いが続いた。豪ドル/ドルは0.7892ドル、NZドル/ドルは0.7553ドルまで上値を伸ばし、豪ドル円は93.67円、NZドル円は89.66円まで日通しの高値を塗り替えた。ドル/加ドルも1.2450加ドル、加ドル円は95.33円まで加ドル高で推移。
 
資源国通貨のみならず、ユーロドルは1.13ドル半ば、ポンドドルは1.54ドル半ばと他通貨もドルに対して底堅く推移している。イエレンFRB議長の議会証言が利上げの思惑を高める結果につながらず、金融政策面での方向性の違いはあれど、短期的にはドル高が巻き戻されやすい地合いにもある。
 
ドル円は21日移動平均線がサポートとなり下値は広がらなかったが、118.60円台を中心に底練りが継続。ユーロ円は134円半ば、ポンド円は183円半ばで戻りが鈍かった。