東京市場 午後概況 イベント待ちで動意細る、ドル円は101.80円台

2014年07月03日 15:36

午後の為替市場では、今晩の欧米ビックイベントを控えて模様眺めムードが広がり、各通貨とも小動きだった。午前にスティーブンスRBA総裁の通貨高に対するけん制発言や、さえない小売データを受けた豪ドル下落が一巡するにつれて、他通貨の動意も徐々に細った。関連市場でも、日経平均株価が前日比30円安近辺で値動きを落ち着かせた。
 豪ドルは上値の重い展開。下落の勢いは一服したが、積極的に戻りを試すだけの材料もなく、豪ドル/ドルは0.9380ドル付近、豪ドル円は95.55円近辺と本日の安値圏での値動きが続いた。ドル円は、散発的な取引が交錯する程度で、101.80円台でこう着感の強い流れだった。東京タイムの値幅は19pと昨日と変わらなかった。クロス円では、ユーロ円は139.05円、ポンド円は174.80円、スイスフラン円は114.50円、加ドル円は95.40円を中心に小動き。
 ドルストレートの動意も鈍かった。ユーロドルは1.36ドル半ば、ポンドドルは1.71ドル半ば、ドル/加ドルは1.06加ドル半ばで短期勢によるポジション調整的な値動きが続いた。
 
 
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