東京市場 午後概況 イベント前の模様眺め 各通貨が小動き

2014年07月30日 15:28

午後の各通貨も小動きが継続。今日はロンドンタイムのスペイン4-6月期GDP・速報値を皮切りに、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表まで海外市場でイベントが目白押し。為替のみならず、関連市場でも動意が強まる可能性が高く、イベント前の模様眺めが続いた。ドル円は102円前半で膠着。前日まで今年最大となる8営業日連続の陽線引けとなり、本日も102円台で取引を終えれば9連騰となる。オシレーター系の指標にさほど過熱感はないが、日柄的には調整の可能性も高まってきており、ドル高地合いのなかでも上値追いにはやや慎重。ユーロ円は136円後半、ポンド円は173円前後、豪ドル円は95円後半、NZドル円は86円後半、加ドル円は94円付近でほぼ横ばいだった。
 
ユーロドルは下値切り下げが続くなか1.3403ドルまでわずかに年初来安値を更新。ポンドドルは1.69ドル半ば、豪ドル/ドルは0.93ドル後半、NZドル/ドルは0.85ドル前半、ドル/加ドルは1.08加ドル半ばで膠着。今日の米GDPやFOMCの結果次第では、米利上げ開始時期に関する市場の思惑が前後する可能性があり、ドルの動意を通じた他通貨の上下も警戒される。
 
 
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