東京市場 午後概況 やや円高も、リスク回避ムードは収束中

2014年10月17日 15:14

東京タイム午後の為替市場は小動き。世界的な景気やエボラ出血熱に対する不安から、日経平均株価が5月以来の安値を更新したなか、円買いがやや優勢だったものの、値動きは落ち着いている。調整している欧米の主要株価指数は目先の安値をつけたような格好となっており、リスク回避ムードは収束へ向かいつつあるようだ。悲観的でヒステリックな投資家心理は平静をほぼ取り戻している。
 
ドル円は106.14円、ユーロ円は135.81円、ポンド円は170.60円、加ドル円は94.23円、豪ドル円は92.75円まで下押した。後場にかけて日経平均株価が軟化したことが背景だが、円買いに神経質な雰囲気は乏しい。
 
ユーロドルは1.28ドルちょうど前後、ポンドドルは1.60ドル後半で推移。昨日のNYクローズ水準からするとややドル高水準で取引されたが、方向感は乏しかった。豪ドル/ドルは0.8792ドルの高値から押し戻され、0.87ドル半ばで推移。NZドル/ドルは0.79ドル半ばでもみ合っている。
 
 
 
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