東京市場 午前概況 株反発も円売り強まらず、ドル円は下押し

2014年07月17日 12:17

東京タイム午前、株価は反発したものの織り込み済みで、リスク選好の円売りは強まらなかった。日経平均株価が上昇幅を縮小する動きと相まって、ドル円は一時101.52円まで水準を下げている。クロス円も、ユーロ円が137.37円と2月6日以来の安値をつけるなど円高推移。ポンド円は174.00円、スイスフラン(CHF)円は113.08円、加ドル円は94.53円まで水準を下げた。
 
オセアニア通貨は対ドルでも軟化。NZドル/ドルは0.8688ドル、NZドル円は円じり高も手伝って88.23円と、それぞれ前日のレンジを割り込んだ。NZ準備銀行(RBNZ)の想定ほどNZのCPIが加速しておらず、乳製品価格の下落が続いていることなどが引き続き重しとなっている。豪ドルも連れ安で、豪ドル/ドルは0.9353ドル、豪ドル円は94.97円まで売られた。豪4-6月期NAB企業信頼感指数(結果+6、前月+6から+7に修正)など、オセアニアの指標発表へ特に目立った反応は見せなかった。
 
ユーロドルは対円でのドル売りが手掛かりとなったようで1.3534ドルまで小幅にドル売り・ユーロ買いとなった。もっとも、ユーロ円が下落しており、ユーロ買いの勢いは限られた。ポンドドルは1.7140ドル付近で小動き。
 
午後も小幅に円高が進むか。株価動向と相互作用し調整が進むと想定できるため、ランチタイムの日経平均先物の動向を注視したい。
 
 
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