東京市場 午前概況 利益確定入るも昨日来のドル高水準を維持

2014年07月04日 12:03

東京タイム午前、ドル円は昨日NYタイムに強い米雇用統計で約2週間ぶりの高値をつけた後を受け、102円前半の円安水準を維持し推移した。利益確定の動きで下押したものの、安値は102.12円にとどまった。
 
クロス円でも、ユーロ円が昨日レンジを下回る138.93円まで水準を下げるなど、円買いが小幅に進んだ。ポンド円は175.21円、スイスフラン(CHF)円が114.28円、豪ドル円は95.44円、NZドル円が89.30円、加ドル円が96.01円まで水準を下げた。
 
一方で対ドルでは各通貨まちまち。ユーロドルは1.36ドルの節目をやや上回る昨日海外市場から続くレンジで安値もみ合い。ポンドドルは1.7150ドルから1.7166ドルへ小幅に上昇。豪ドル/ドルは0.93ドル半ば、NZドル/ドルは0.87ドル半ばの狭いレンジで推移した。
 
午後も限られたレンジでの推移が続きそうだ。強い雇用統計を受けた米回復期待を背景としたドル高水準は維持できそうだが、目先のイベントをこなし、米祝日で東京デスクの海外勢の動きも期待できない。いつも以上にこう着感が強い週末モードに入っていくかもしれない。
 
 
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