東京市場 午前概況 全般小動き、強い中国PMI受け豪ドルは底堅い

2014年07月24日 12:30

東京タイム午前は市場全般的に動きにくい状態だったものの、強い中国HSBC製造業PMIを受け、豪ドルが上昇した。対豪ドルでの円売りに影響され、ドル円もじり高となった。
 
豪ドル/ドルは一時0.9471ドル、豪ドル円は96.19円まで上昇。前日のレンジを上回っている。中国7月HSBC製造業PMI速報値は52.0となり、市場予想の51.0、前月の50.7より上昇。2カ月連続で景況判断の分かれ目となる50を上回った。1年半ぶりの高水準となっている。対豪ドルでの円売りを受け、ドル円は一時101.60円、ユーロ円は136.74円まで小幅にレンジ上限を広げた。
 
NZドルは、RBNZが利上げをいったん停止との見方から対ドルで一時0.8599ドルと、6月12日以来の0.86ドル割れとなった。NZドル円も同日以来の安値87.31円まで水準を下げた。安値をつけてからは下げ渋り、HSBC製造業PMIをきっかけに豪ドルに一時連れ高。NZドル/ドルは0.9620ドル付近、NZドルは87.50円台へ小反発したが、上値は重かった。加ドルも、ドル/加ドルが一時1.0742加ドル、加ドル円が94.51円と動きが重かった。
 
他通貨はこう着。ユーロドルは1.34ドル半ば、ポンドドルは1.70ドル前半、ポンド円は173円付近での動きに終始した。
 
午後は様子見ムードが強まるか。中国PMIを受けたオセアニア通貨の反応も一巡し、欧州各国のPMIの発表を待つことになりそう。ドル円は日経平均株価とともに小動き。米10年債利回りが、時間外取引で2.47%台でやや水準を戻し気味であることへの反応も鈍い。
 
 
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