東京市場 午前概況 中国サービス業PMIは過去最低、豪ドル重い

2014年08月05日 11:56

東京午前の為替市場で円相場はこう着。本日は実需の決済が集中する5・10日だったが、仲値公示前後での値動きは目立たず、ドル円は10銭程度の狭い値幅で上下している。日経平均はやや重いが手がかりとなるほどの動意はない。ドル円は102.54-63円でレンジを形成している。ユーロ円は137.60円付近、加ドル円は94円ちょうど付近でもみ合い。ポンド円はポンド買い戻しの流れのなかで173.12円まで小幅に強含んだが、方向感は薄い。
 
オセアニア通貨は若干重い。赤字額が縮小した豪貿易収支に対する反応は乏しかったが、7月の中国HSBCサービス業PMIが50.0まで低下したことが圧迫要因となった。本指数は低下が続いており、2005年の統計開始以来の最低水準を記録した。豪ドル/ドルは0.9317ドル、NZドル/ドルは0.8511ドル、豪ドル円は95.59円、NZドル円は87.32円まで弱含み。
 
ユーロドルは1.34ドル前半で小動き。昨日からユーロ売り・ポンド買いの流れが継続しているものの、ほとんど圧迫されていない。
 
東京タイム午後は豪準備銀行(RBA)理事会の声明文に注目。前回の声明文から大幅に変更される可能性は乏しく、あくまで微調整だろうが、市場の見通しに沿ってタカ派寄りへと少しずつ立ち位置を変えていくか見極めたい。
 
 
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