東京市場 午前概況 ドル高・円安水準維持も、利益確定の円買い戻し入る

2014年10月06日 12:25

先週末の米雇用統計がもたらした米株高・ドル高の影響から、日経平均は+173円の15882円での寄り付き、その後も堅調に推移。海外市場からの流れは東京タイムのドル円相場にも引き継がれると予想されたが、利益確定の円買い戻しなども散見され、109.55円へ下押した。
 
対円でのドル下押しを受け、対ユーロでもドルは弱含み。ドル円が水準を下げた一方、ユーロドルは1.2521ドルまで小幅に上昇した。ユーロ円はドル円の下落に引っ張られ、一時137.17円と小幅安。ただ、市場全般的に大きな方向感は生じておらず、本日の東京タイムに大きなイベントも予定されていないため、調整の範囲での上下にとどまった。ポンドドルは1.5984ドルまでじり高、ポンド円はユーロ円と同様に上値が重く175円前後で上下。豪ドル円は95円前半、NZドル円は85円前半を中心に小動きだった。
 
本日は、シドニー・中国・シンガポールと多くの市場が休場であり、また明日の日銀金融政策決定会合の結果発表を控え様子見ムードが広がっている。午後のドル円も109円半ばで小幅な値動きに終始しそうだ。
 
 
 
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