東京市場 午前概況 ドル円は一時106.50円を示現するも上値重い

2014年10月17日 12:50

東京午前の為替相場は、各通貨がNYクローズ水準で小幅な値動き。ドル円は106円前半、ユーロドルは1.28ドルちょうど付近、ユーロ円は136円前半を推移している。
 
序盤は円売りが優勢となり、ドル円は昨日高値を超えて一時106.50円まで水準を切り上げがたが、その後は日経平均の弱さが重しとなり失速。特に手がかりのないなか、ドル円・ユーロドル・ユーロ円ともに大きな動きは見られない。ポンド円は171円近辺、NZドル円は84円半ばで昨日の引け値水準をやや下回って取引されている。一方で豪ドルは、中国株がプラス圏を回復した場面では買い戻しを強め、豪ドル/ドルが0.8792ドルまで上値を拡大。豪ドル円は93.51円まで買われ、昨日高値93.54円に迫った。
 
米市場が安定を取り戻し、ドル円や日経平均は反発することも予想されたが、ふたを開けてみれば株価が下げ幅を拡大。それにつられてドル円も上値の重い展開となった。午後も目立った手がかりはないため、株価の様子を見ながらの、慎重な値動きが引き継がれそうだ。
 
 
 
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