東京市場 ユーロドル、先週末の安値圏 政策見通しに一段の格差

2013年07月08日 09:51

ユーロドルは1.2830ドル付近、ポンドドルは1.4880ドル付近で取引されており、先週末の強い米雇用統計以降のドル高水準を維持。
カーニー新総裁が就任した最初の英金融政策委員会(MPC)で量的緩和の強化やフォーワード・ガイダンスの導入が示唆され、欧州中央銀行(ECB)理事会もフォーワード・ガイダンスの導入を決めた後の強い米雇用統計だっただけに、英国・ユーロ圏と米国の金融政策見通しのコントラストが一段とはっきりしてきた。ユーロドルは4月以降の上昇トレンドを下抜き、ポンドドルは3月以降の上昇トレンドラインを下方向にブレイクした後、下げを加速させる格好となっている。