本日の見通し(東京市場 株式) 金融会合の結果発表まで安値もみ合いが続く

2014年04月08日 08:08

東京市場は売り優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14600円-14800円。欧米株安を受けて寄り付きから軟調な推移が想定され、CME225先物の動向を勘案すると日経平均は一目均衡表の転換線(14695円)辺りが落ち着きどころと考えられる。昨日から開かれていてる日銀の金融政策決定会合が午後にかけて結果発表されることから、売り一巡後は会合の結果を見極めようとして様子見ムードが強まるだろう。仮に追加緩和策についての言及がなかった場合は仕掛け的な売りで一段安となることも留意したい。引け後の決算発表では、ファミリーマートや高島屋といった小売大手が注目される。
 
 7日のNY株式相場は3営業日続落。特段目立った手がかりに乏しい中、相場は前週末の流れを引き継ぎモメンタム銘柄を中心に軟調な動きに。ダウ平均は前営業日比166.84ドルの16245.87ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比47.97ポイント安い4079.75ポイント、S&P500は前営業日比20.05ポイント安の1845.04ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ95円安の14715円、ドル建ては50円安の14760円で終えた。