本日の見通し(東京市場 株式) 買い優勢で日経平均は15000円台回復か

2014年04月03日 08:08

 東京市場は買い優勢となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14950円-15100円。経済指標の発表を受けて米景況感の底堅さが確認されたことで、朝方はリスクオンの流れが加速するとみられる。為替市場も1ドル=103円台後半で推移しており、円売り優勢の中で自動車株を筆頭に輸出関連株が相場のけん引役となるだろう。日経平均は終値ベースでの15000円台回復、100日線(15090円)や75日線(15108円)を意識した動きが想定される。特に目立ったイベントはないが、決算発表では引け後にセブン&アイが控えており、同社の動きにも注目したい。
 
 2日のNY株式相場は4営業日続伸。週末に3月の雇用統計の発表を控えるなか、底堅い経済指標を好感し、ダウ平均は前営業日比40.39ドル高い16573.00ドルで終了した。
 NASDAQは前営業日比8.42ポイント高の4276.46ポイントとなった。S&P500は前営業日比5.38ポイントの1890.90ポイントなり、前日に続いて連日の過去最高値更新となった。
 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ110円高の15080円、ドル建ては165円高の15135円で終えた。