本日の見通し(東京市場 株式) 米株安を受けて軟調な動き 金融会合待ちで安値もみ合いとなるか

2014年04月07日 08:23

東京市場は売り優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14800円-15000円。米株市場が大きく調整しており、この流れを受けて朝方は日経平均が節目の15000円や5日線(14940円)を割り込み、下値模索の動きが想定される。その後は今日から明日にかけて開催される日銀の金融政策決定会合を見極めようとして、様子見ムードから安値もみ合いで推移するとみる。引け後にはイズミなど小売を中心に決算発表がスタートするため、業績を手掛かりとした物色に移行するか注目したい。
 
 4日のNY株式相場は続落。3月の米雇用統計が好感されて序盤は買い優勢となったが、材料出尽くし感が強まる中、主要株価指数は引けにかけて下値を広げる動きとなった。ダウ平均は前営業日比159.84ドル安の16412.71ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比110.01ポイント安い4127.73ポイント、S&P500は前営業日比23.68ポイント安の1865.09ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ205円安の14875円、ドル建ては160円安の14920円で終えた。