本日の見通し(東京市場 株式) 売り先行 米株安や前週からの軟調な地合いを引き継ぐ形

2014年04月14日 08:22

東京市場は売り優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは13850円-14000円。米株安が重しとなり、前週末の軟調な地合いを引き継ぐ形で朝方は売り先行で始まるとみる。ただ、足元の下落スピードに対する反動で下値では自律反発狙いの買いも考えられ、オプションSQ(13892.77円)付近で下げ渋るか注視したい。経済指標では2月産業機械受注額の発表があり、引け後の決算では、ドトール日レスや東宝などが注目を集めそうだ。
 
 11日のNY株式相場は続落。大幅に下落した前日の流れを引き継ぎ、終始上値が重く軟調な動きとなった。ダウ平均は前営業日比143.47ドル安の16026.75ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比54.37ポイント安の3999.73ポイント。4000ポイントの大台割れは2月3日以来となった。S&P500は前営業日比17.39ポイント安い1815.69ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ160円安の13900円、ドル建ては125円安の13935円で終えた。