日銀議事要旨 「金融環境は、緩和した状態にある」

2014年05月07日 09:11

日銀・金融政策決定会合議事要旨公表(4月7-8日開催分)
 
「わが国の経済は基調的には緩やかな回復を続けていくとの認識を共有」
「金融環境は、緩和した状態にある」
「国内の輸出は、このところ横ばい圏内の動きとなっている」
「海外経済の回復などを背景に、緩やかに増加していくと考えられる」
「設備投資は、企業収益が改善する中で、持ち直しが明確になっている」
「雇用・所得環境は着実な改善を続けている」
「個人消費は、消費税率引き上げの影響による振れを伴いつつも、基調的には底堅く推移している」
「海外経済は、一部になお緩慢さを残しているが、先進国を中心に回復しつつある」
「米国経済は、寒波の影響がなお残っているものの、緩やかな回復を続けている」
「欧州経済は、持ち直しが明確になってきている」
「中国経済は、成長のモメンタムを幾分鈍化させつつも、堅調な内需を背景に、安定した成長が続いている」
「消費者物価(除く生鮮食品)の前年比は、暫くの間、+1%台前半で推移」
「予想物価上昇率については、全体として上昇しているとみられる」