恐怖指数VIXは15.61、前日比低下

2014年04月16日 05:47

投資家の不安心理を示すVIX指数は15.61へ低下(前営業日16.11)。好調な米企業業績を受けて、株価が続伸スタートしたことから、投資家のリスク許容度が改善し、指数は序盤に15.57まで低下した。しかし、ウクライナ情勢の緊迫化が意識され、ダウ平均が110ドルほど下落した場面で、指数は17.50まで反発。その後に、株価がプラスサイドを回復すると、指数も再び前日比マイナス圏へ低下。引け際に15.47まで下げた。
ダウ平均は前日比+89.32ドルの16262.56ドルで引けた。
 
※VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。