恐怖指数VIXは15.57、前日比上昇

2014年04月08日 05:56

 投資家の不安心理を示すVIX指数は15.57と上昇(前営業日13.96)。先週末の米3月雇用統計で非農業部門雇用者数は+19.2万人と比較的良い結果だったものの、市場予想の+20.0万人を下回った。強気ムードを一段と推し進めるには不十分な内容との見方から、市場では全般的に利益確定の動きが優勢。VIX指数は一時3月24日以来、2週間ぶりの水準16.01まで上昇した。
 ダウ平均は前日比-166.84ドルの16245.87ドルで引けた。
 
※VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所(CBOE)が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。