恐怖指数VIXは13.96、前日比上昇
2014年04月05日 06:01
投資家の不安心理を示すVIX指数は、13.96へ上昇（前営業日13.37）。米雇用統計で非農業部門雇用者数（NFP）は市場予想並みに増加し、前回2月分は上方修正されたため、恐怖指数は12.60へ低下。早期の米利上げ観測を高めず、ほどよく強い結果だった。ただ、株価の上値は重く次第に下げが強まると、恐怖指数は14.55まで上昇に転じた。
ダウ平均は前日比-159.84ドルの16412.71ドルで引けた。
VIX指数は、S&P500オプションの値動きを元にシカゴ・オプション取引所（CBOE）が算出・公表するボラティリティ・インデックスの略称。通称は「恐怖指数」で、上昇は市場の不安心理の強まりを、低下は不安心理の弱まりを示す。
