ロンドン市場 午前概況 閑散相場、ドル円は119円前半

2014年12月19日 19:49

ロンドンタイム午前の為替相場は小動き。今週予定されていた米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合を通過し、年内のビックイベントはほぼ消化した。新規材料も乏しく、参加者の多くがクリスマス休暇に突入している中、閑散相場が続いた。
 
黒田日銀総裁の記者会見への反応は限定的。欧州株の堅調な動きも下支えに、ドル円は119円前半でしっかりも、119.50円を頭に伸び悩んだ。黒田日銀総裁は、為替レートは金融政策のターゲットではないと強調し、原油安は短期的には物価の押し下げ要因ではあるが、基調的には押し上げ要因になるとの認識を示した。また、ユーロ円は146.74円、ポンド円は187.25円、豪ドル円は97.80円、NZドル円は93.03円、加ドル円は103.23円まで足元の高値を更新するなど、クロス円は堅調な動きとなったが、値幅は限定的。
 
対ドルは動意薄。ユーロドルは1.2499ドルまでわずかに上値を伸ばすも、1.25ドル大台回復には至らず1.24ドル後半でもみ合い。また、ポンドドルは1.56ドル半ば、豪ドル/ドルは0.81ドル半ば、NZドル/ドルは0.77ドル後半でやや上値が重く、ドル/加ドルは1.1601加ドルまでドル高・加ドル安が進んだ。
 
 
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