ロンドン市場 午前概況 米雇用統計後のドル売り続くが、動意は鈍い

2014年11月10日 21:15

ロンドン午前は、先週末の米雇用統計後のドル売りの流れが引き継がれたが、値幅は限定的だった。各通貨ペアの水準は東京タイムと大きく変わらない。手がかりとなりそうな経済指標の発表は乏しく、関連市場の値動きも穏やかだった。明日のNY市場がベテランズデーで一部市場が休場となることも動意を抑制したようだ。
 
ドル円は東京タイムからの調整含みの流れを引き継いで113.86円まで下押した。114円の節目を下回ると下げ渋っているが、押し目買いによる戻りは限定的。ユーロドルは1.2510ドル、ポンドドルは1.5918ドルまで緩やかにドル買いが巻き戻された。NZドル/ドルは0.7823ドル、ドル/加ドルは1.1301加ドルまでドル安推移。
 
ユーロ円は142.10円まで下押し後、142円半ばへ切り返した。ポンド円は181.08円、加ドル円は100.53円まで弱含んだが下値は限定的。関連市場では、主要な欧州株価指数は小幅高で推移し、米長期債利回りはやや低下した。
 
 
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