ロンドン市場 午前概況 株価の底堅さがドル円やクロス円をサポート

2014年10月28日 20:36

午後は下げ幅を縮小させた日経平均株価の動向が、ドル円やクロス円の下値をサポートした。朝方に政策期待で先行した円売りが短命に終わったことで、ドル円は時間外の米長期金利の低下に連れながら一時107.77円まで売られたが下げ渋った。ユーロ円は136円後半、ポンド円は173円後半、豪ドル円は95円前後、NZドル円は85円前半、加ドル円は95円後半までの下押しにとどまった。米連邦公開市場委員会(FOMC)が本日から開催されることも手控え感を強めており、各通貨がおおむね足元のレンジで一進一退。
 
対ドルはまちまちだが、米金利の低下傾向を横目にドルは比較的底堅く推移した。ユーロドルは1.27ドルちょうど近辺までじり安。ポンドドルは1.61ドル前半で上値が重く、豪ドル/ドルは0.88ドル前半で小幅な振幅。NZドル/ドルも午前中につけた0.7909ドルを高値に大台を割り込み、ドル/加ドルは1.12加ドル半ばでもみ合い。FOMCを控えるなか、今日は日を通じてイベントに乏しくフローは極めて限定的だった。
 
 
XEMarkets 口座開設