ロンドン市場 午前概況 昨日のドル高への調整、対欧州通貨中心に継続

2014年12月24日 21:35

ロンドン午前、昨日のドル高に対する調整が、ユーロなど対欧州通貨を中心に進んだ。ユーロドルは1.21ドル後半から1.2207ドル、ユーロ円は146円半ばから147.06円まで上昇。ポンドドルも一時1.5555ドル、ポンド円は186円後半から187円前半へ戻した。
 
オセアニア通貨は、ユーロなど対欧州通貨の売りが重しとなっていたもようで、やや上値が重かった。NZドル/ドルは0.7736ドルまでじり高となったものの、豪ドル/ドルは0.81ドル前半で底堅いながら伸び悩み気味。豪ドル円は97円後半でレンジ推移、NZドル円は93円ちょうど付近から93円前半へ小幅に戻した。
 
ドル円は120円前半から半ばで小動き。円のマザー市場である東京市場ではドル売り・円買い方向への調整を強めたが、欧州通貨が流れを主導したロンドンタイムの動意は限定的だった。