ロンドン市場 午前概況 リスク回避色は薄まる、欧州株価指数は反発の動き

2014年10月13日 19:55

ロンドン午前は、ほぼ休場となるNYタイムを控えて売買が交錯気味だったが、アジアタイムからドル売りが優勢だった。伸び悩む場面を挟みつつ、ユーロドルは1.26ドル後半、ポンドドルは1.61ドル前後で底堅かった。先週から世界的な景気不安を背景にリスク回避の円買い・ドル買いに振れる場面がみられたが、本日の欧州株価指数は続落スタート後にプラス転換し、ドル売りや円売りを誘った。ユーロ円は136.30円、ポンド円は173.05円まで水準を切り上げている。
 
豪ドル/ドルは0.8765ドル、豪ドル円は94.06円まで上げ幅を拡大。全般的な円売りやドル売りのほか、中国の貿易統計が支えとなった。世界的な景気不安を構成している中国景気に対する懸念が若干後退しているようだ。NZドル円は84.61円まで高値を更新。
 
アジアタイムに107.06円まで軟化したドル円は107円半ばまで下げ幅を縮小。クロス円の堅調な動きがサポートとなったが、対主要通貨でのドル安が次第に重しに。
 
 
 
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