ロンドン市場 午前概況 ポンドは昨年11月以来の1.61ドル割れに迫る
2014年09月08日 20:29
ロンドン午前、ポンドはスコットランド独立問題を材料とした下落が継続し、ポンドドルは一時1.6103ドルと昨年11月以来の1.61ドル割れに迫った。ポンド円も3月27日以来の安値163.35円まで下落幅を広げている。ユーロは対ポンドで0.7980ポンド付近から0.8040ポンド手前まで買われたものの、ユーロドルは一時1.2950ドル台まで、ユーロ円も136.20円台へ水準を上げた程度だった。
ドル円は一時105.25円と本日のレンジ上限を多少広げたものの、105円前半レンジをブレイクするには至らず。特段のイベントもないなか、引き続き限られた値幅にとどまっている。対ポンドでのドル買いは他通貨にさほど波及していない。
資源国通貨の一角がじり安。豪ドル/ドルは0.9342ドル、ドル/加ドルは1.0909加ドルまで対ドルで調整。もっとも本日の値幅は、少しずつ広がりつつもそれぞれ30p強にとどまっており、動意は限られている。豪ドル円は98円前半、加ドル円は96円半ばで推移。NZドルは対ドルで0.83ドル前半、対円で87.40円付近と小動きだった。