ロンドン市場 午前概況 わずかにドル安・円安も、手控えムード

2014年09月01日 19:50

ロンドンタイム午前の為替相場はわずかにドル安・円安も、米国がレーバーデーの祝日で株式・債券市場が休場ということもあり、全般的に手控えムードが強い。欧州の主要株価も先週末終値付近で小動き。ドル円はドル安・円安に挟まれ、動意は限定ながら104.28円まで上値を伸ばし、1月23日以来の高値を更新した。豪ドル/ドルは0.9352ドル、NZドル/ドルは0.8389ドルまで買い戻され、対円でも豪ドル円は97.45円、NZドル円は87.44円まで上値を伸ばした。また、ドル/加ドルは1.0858加ドル、加ドル円は96.01円まで加ドル買いが優勢に。
 
ユーロも対ドル・対円で小反発。この日発表された独4-6月期GDP確報値は速報値と変わらずで、ギリシャーの前年比確報値は速報値の-0.2%から-0.3%に下方修正された。また、ユーロ圏・独の8月製造業PMIは速報値をわずかに下回る結果となった。ほぼ予想通りの結果にユーロの反応は鈍かったが、ドル安・円安の流れを受けてユーロドルは1.3146ドル、ユーロ円は137.02円まで買い戻された。また、ポンドドルはさえない英指標結果を受けて上げ渋る。ポンドは欧州序盤に買いが先行し、ユーロポンドは一時7月以来のポンド高・ユーロ安水準となる0.79ポンドを割り込んだ。また、ポンドドルは1.6644ドル、ポンド円は173.36円まで上値を伸ばした。ただ、英8月製造業PMIが市場予想の55.1を下回る52.5となったことが嫌気されポンド買いは続かず、ポンドドルは1.6620ドル付近、ポンド円は173.20円付近に押し戻された。
 
 
 
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