ロンドン市場 午前概況 やや円高も、NY休場やワールドカップで模様眺め

2014年07月04日 19:49

ロンドン午前の為替市場ではドル円やクロス円に調整売りが入った。ユーロドルが昨日安値を下抜けたことがユーロ円を圧迫し、全般的な円買い圧力を強めた側面もある。ポンドに対してもドル買いが優勢となった。ただ、昨日の米雇用統計の余韻などは限定的。本日のNY市場が独立記念日で休場となるなか、為替市場の動きはつかみどころがなく、散発的なフローで小幅な値動きが生じた印象が否めない。本日はブラジル・ワールドカップの準々決勝が行われ、フランスとドイツが衝突する。市場参加者の関心は為替市場にはなかった。
 
ドル円は101.97円まで弱含み。米雇用統計後の高値102.27円から押し戻されている。ユーロドルは1.3586ドルまで軟化、21日移動平均線を下抜けている。ポンドドルは東京タイムに1.7180ドルまで上昇し、1.7200ドルのオプションバリアに接近したものの、上抜けを試すような動意はなく1.7138ドルまで反落に転じた。
 
ユーロ円は138.58円、ポンド円は174.90円、加ドル円は95.82円、豪ドル円は95.39円、NZドル円は89.07円まで調整売りに押された。
 
 
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