ロンドン市場 午前概況 まちまち ユーロには買い戻し

2014年07月17日 19:54

ロンドン午前はまちまちな動意。ユーロが直近の下げ幅を取り戻す格好でわずかに買い戻された一方、ドルはユーロの反発や米長期金利の低下傾向を背景に軟調。ユーロドルは1.3541ドルまで下値を切り上げ、ユーロ円は東京タイム終盤につけた137.22円から137.40円近辺まで持ち直した。ユーロ圏6月消費者物価指数(HICP)・確報値は、前月比・前年比ともに市場予想と一致した。ECBメンバーのハンソン・エストニア中銀総裁が「ECBの資産購入実施、現段階ではひっ迫した状況になく必要ない」、「現行の金融政策は適切」などと述べたことが下支えとなった可能性はあるが、発言が伝わる前からユーロには買い戻しが持ち込まれていたため、フロー中心の値動きがメインだったようだ。ユーロは対ポンドでも水準を切り上げたため、ポンドドルは1.7108ドル、ポンド円は173.63円まで調整。ドル円は米金利低下や欧州株の反落を受け、101.44円までレンジ下限を広げてさえない展開だった。内閣府が発表した7月月例経済報告では、景気の基調判断が「消費増税にともなう駆け込み需要の反動も和らぎつつある」と6カ月ぶりに上方修正された。豪ドル/ドルは0.93ドル後半、NZドル/ドルは0.86ドル後半で小動き。豪ドル/NZドルの動意も落ち着きレンジは限定的。豪ドル円は95円前半、NZドル円は88円前半を中心にもみ合った。

 

 

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