【見通し】(東京市場 株式) 買い優勢ながら伸び悩む展開 LINE関連株の人気が続くか
2014年06月05日 08:02
東京市場は買い優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15050円-15200円。米株市場は小幅高にとどまったが、CME先物やADRなどを勘案すると、朝方は買いが先行するとみる。ただ、為替水準に目立った変化がなく、主力の大型株は外需よりも内需が選考されそうだ。また、中小型株優勢の物色が続いているが、前日人気化したLINE関連株がゲーム関連株に替わって短期物色の中心となるかに注目が集まる。決算発表では、積水ハウスの1Qなどが控えている。
4日のNY株式相場は反発。強弱の経済指標の結果をこなしながら、イベントを控え方向感に乏しい展開に。ダウ平均は前営業日比15.19ドル高の16737.53ドルで終了した。
NASDAQは前営業日比17.56ポイント高の4251.64ポイント、S&P500は前営業日比3.64ポイント高の1927.88ポイントで終了し、2日ぶりに史上最高値を更新した。
円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ125円高の15165円、ドル建ては130円高の15170円で終えた。