【見通し】(東京市場 株式) 買い優勢 米株高を受けて15500円を目指す展開

2014年07月02日 08:09

東京市場は買い優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15300円-15500円。米ダウ平均の史上最高値更新や前日の上昇相場を受けて、リスクオンの流れが加速するとみている。ADRではソニーやコマツ、三井住友FGなどの上昇が目立つほか、他の主力株も軒並み上昇しており、寄り付きから大型株を中心に強含みの展開が想定される。日経平均は6月23日高値(15442円)を早い段階で通過すれば、節目の15500円を視野に入れた動きとなるだろう。
 
 
1日のNY株式相場は上昇。中国や欧州の一角で製造業の景況感が堅調だったこと、米ISM製造業景況感指数は予想を下回ったものの景況感そのものは堅調だったことなどが好感された。ダウ平均は前営業日比129.47ドル高の16956.07ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比50.47ポイント高の4458.65ポイント、S&P500は前営業日比13.09ポイント高の1973.32ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べ100円高の15410円、ドル建ては125円高の15435円で終えた。