【見通し】(東京市場 株式) 売り優勢 米で初のエボラ出血熱の感染確認や円高を嫌気

2014年10月02日 08:20

東京市場は売り優勢の展開になりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15800円-16000円。米国で初めてエボラ出血熱の感染が確認されており、感染拡大リスクが日本株にもネガティブな影響を与えるだろう。また、米経済指標の悪化や長期金利の低下を受けて、為替市場では円買いが進んだことも売り材料となりそうだ。半面、医薬品やバイオ関連にはエボラ出血熱絡みで思惑買いが入る可能性がある。経済指標では、8時50分に9月マネタリーベースの発表がある。企業決算ではキユーピーやセブン&アイHDなどに注目。
 
1日のNY株式相場は大幅下落。エボラ出血熱は米国で初の感染が確認され、航空関連株が下落した。ダウ平均は前営業日比238.19ドル安の16804.71ドルで終了した。 
 
NASDAQは前営業日比71.31ポイント安の4422.09ポイント、S&P500は前営業日比26.13ポイント安の1946.16ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は日中終値と比べて240円安の15870円、ドル建ては215円安の15895円で終えた。
 
 
 
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