【見通し】(東京市場 株式) 売り優勢 地政学リスクやオプションSQなどで15000円割れか

2014年08月08日 08:24

東京市場は売り優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14950円-15150円。地政学リスクが重荷となって米株市場は下落。先物価格心理的節目である15000円を割り込む場面もあり、軟調な外部環境の中でオプションSQを迎え波乱含みの寄り付きが想定される。7月景気ウォッチャー調査など他にも経済指標の発表があり、材料は豊富ながら、寄り付き以降は日銀の金融政策決定会合の結果公表をにらみながら方向感に乏しい展開となりそうだ。ザラ場中の決算では、11時のユニチャーム、12時の千代建、13時30分の大塚HD、14時の大和ハウスや東京会場などが注目される。
 
 
7日のNY株式相場は反落。堅調な企業決算や新規失業保険申請件数の改善を好感したものの、ウクライナ情勢やイラク情勢などの地政学リスクが重荷となった。ダウ平均は前営業日比75.07ドル安の16368.27ドルと4月25日以来の水準で終了した。 NASDAQは前営業日比20.08ポイント安の4334.97ポイント、S&P500は前営業日比10.67ポイント安の1909.57ポイントで終了。 円建てのCME225先物は日中終値と比べ180円安の15010円、ドル建ては170円安の15020円で終えた。
 
 
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