NY市場 米住宅バブルの兆候あるがQEはやむなく継続へ、ユーロドル上伸
2013年10月17日 22:55

先ほどフィッシャー米ダラス連銀総裁の発言が伝わり、「財政協議の悪ふざけでQE縮小見通しは水没」したと述べている。また、「全米で住宅価格バブルの兆候を認識しており、MBS購入継続に警戒感がある」という。ただ、米財政問題による米景気の下押し効果もあることから「今、金融政策の進路変更を協議するのは難しい」と発言。バブルの兆候を認識しつつも、手を打つどころかバブルを促進しなければならない状況は、ジレンマ以外の何物でもない。
ドル円は97.80-90円付近で引き続き安値もみ合い。一方で、ユーロドルは1.3678ドルまで高値を塗り替えた。