NY市場 ユーロの動意鈍いが、全体的にはドルが強含み

2013年08月01日 22:14

 ドラギECB総裁の会見が続いているが、発言内容に前回から目立った変化はなく、前回会合で導入されたフォワードガイダンスに関しても、「『長期にわたり』に正確な期限はない」との見通しが示されたがユーロに目立った動きはない。ユーロドルは1.3220ドル付近、ユーロ円は130円半ばから後半で推移している。
 一方で、為替市場全体ではドルが強含み。先ほど発表された米新規失業保険申請件数が強い内容だったことも好感されており、ドル円は98.98円まで上値を伸ばして99円の大台回復に接近。ポンドドルは1.5180ドル近辺まで押し戻されたほか、豪ドル/ドルは0.8911ドル、NZドル/ドルは0.7887ドル、ドル/加ドルは1.0325加ドルまで対ドルで下落している。