NY市場 ドル円は伸び悩むも、底堅さは維持

2013年09月21日 01:50

先ほどから米株に利益確定売りが強まっており、円相場も円高の動きが強まっている。ドル円は99.60近辺まで上昇していたが、やや値を落とす動き。
 
ただ、10日線付近は維持されており底堅さは維持。その下の99.20/30水準はサポートなっているようだ。更に下の99.00付近には21日線の水準が来ており、強いサポートとして意識される。
 
このあと、米地区連銀総裁の発言が幾つか伝わってくると思われるが、先ほど伝わっていたブラード・セントルイス連銀総裁は指標次第では10月のFOMCでの縮小開始の可能性も指摘していた。
 
このあとは、ジョージ・カンザスシティー連銀総裁やコチャラコタ ・ミネアポリス連銀総裁などの講演が予定されている。コチャラコタ総裁は現状のQEに懸念を示しており、今週のFOMCでも反対票を投じている。恐らく同様の内容になるものと見られる。ハト派のコチャラコタ総裁あたりは注目。